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平成21年5月22日に第4回健康教室を行いました。参加者は6名で、皆さん熱心に講義を聴いていただきました。当院の管理栄養士がつくってくれた白玉豆腐団子をみんなでおいしくいただきました。(レシピはこちら)
講演の要旨は以下の通りです。
メタボリックシンドロームについて
心筋梗塞や脳卒中の原因となる動脈硬化の病気を起こす可能性の高い状態を、効率よく発見し、対策を講じるために作られた基準を元に作られた病気の概念です。 肥満や内臓脂肪の過剰な蓄積が、 メタボリックシンドロームの根本原因と考えられており、食事内容や運動内容の見直しで十分改善が期待できます。
特定健康診査によるメタボリックシンドロームの判定基準
必須条件 腹囲が男性85cm以上、女性90cn以上であるか、体格指数(BMI)が25以上 追加条件 下記の二つ以上満たすかたが特定保健指導の対象となります。(40−74才) 2.脂質 中性脂肪が150mg/dl以上またはHDLコレステロールが40mg/dl未満または薬物治療中? 3.血圧 収縮期が130mmHg以上または拡張期が85mmHg以上または薬物治療中? 4.喫煙歴あり
まとめ メタボリックシンドロームの基準を満たす方は、動脈硬化を起こしやすい状態と考えられますので、早急に改善する必要があります。
肥満の改善と運動習慣が血圧、脂質、血糖値の改善にとくに有効です。
実際に食事を何をどのくらい食べれば良いのか、運動を何時、どこで、どのように行うかは、個々によって異なります。詳細は医療機関で相談してください。
平成21年5月23日作成 |