三種混合ワクチンには、ジフテリア、百日咳、破傷風の三つの病気に対してのワクチンが含まれています。
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ジフテリア |
のどについたジフテリア菌が増えて、炎症を起こす病気です。38度以上の発熱と犬の遠吠えのような咳が特徴で、重症になると呼吸困難や神経麻痺、心筋炎を起こし死亡することがあります。 |
百日咳 |
連続した咳が長く続き、急に息を吸い込むので笛を吹くような音を伴う呼吸困難、チアノーゼ、けいれん等が起こる病気です。乳児では無呼吸状態になることがあります。肺炎、脳炎を併発することがあります。 |
破傷風 |
土の中にいる破傷風菌が傷口から身体に侵入し、菌の毒素でけいれんを起こす病気です。顔の筋肉が硬直して引きつったような表情になり、口が開かなくなることが特徴です。重症になると強いけいれんで呼吸ができなくなったりします。 |
スケジュール |
1期(初回) |
生後3か月〜12か月の間に、20日〜56日の間隔で3回
(無料で受けられるのは、生後3か月〜90か月未満の間) |
1期(初回) |
初回接種終了後12か月〜18か月の間に1回
(無料で受けられるのは、生後3か月〜90か月未満の間) |
2期 |
11歳中に1回(無料で受けられるのは、11歳〜13歳未満の間) |
2期で接種するのは、DTワクチンです。 |